FTIR排出ガス分析装置(可搬型)
高速・高性能・多機能FTIR排出ガス分析装置
エンジンをはじめ様々な燃焼装置から排出されるサンプルガスに含まれる多種多様な成分をFAST-2210は高速・連続で測定する分析装置です。
5Hzの高速サンプリングで過渡現象も正確に測定できます。又、測定中のサンプルスペクトルで240種類以上の豊富な検量スペクトルライブラリーを使用し、未解析の成分の再分析や同定・定量なども行うことができます。
FAST-2210は、(独)交通安全環境研究所様(現:(独)自動車技術総合機構交通安全環境研究所)と共同研究で開発した世界初の車載型FTIR排出ガス分析装置です。(第62回自動車技術会賞「論文賞」受賞)
バッテリ駆動で2時間以上の実路走行測定が可能です。又、専用ラックに組込みベンチや試験室に設置して測定することも可能で様々な用途で使用できるようになりました。
特長
- 省電力化を実現し、バッテリ駆動で2時間の連続測定が可能です。
- 小型軽量、測定に必要なガスはN2ガスのみです。
- 走行測定時は32検量ファイル成分のサンプルガスを5Hzサンプリングで連続測定ができます。
- 専用ラックに組込みベンチや試験室など様々な場所に移動して測定ができます。
- アナログ入出力、温度入力、パルス入力等オプション機能が搭載可能です。
- GPSユニット(地図表示機能付)オプションも追加できます。
- 測定温度は150℃、191℃のいずれかを画面で設定・変更可能です。
- スパンガスが不要なため設備が簡素化され、運転コストが大幅に下がります。
- 移動・接続が簡単で複数の試験室で共用でき、稼働率の向上と投資コストの削減が図れます。
- ウエット濃度測定表示が可能です。
- 暖気時間のロスを解消するタイマー機能が標準装備です。
- 測定とデータ整理に便利なイベントマーク機能を装備しています。
- 判り易い日本語表示の操作画面とグラフ表示画面が更に使い易くなりました。
- 検量スペクトルライブラリーは240種類以上標準添付します。
- 当社独自の自動補正機能及び自己診断機能を装備し、安定した分析を行うことができます。
(独)交通安全環境研究所様と共同特許取得)
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実験走行計測
数々の基礎実験から、実路走行の計測が
可能になりました。 -
車載以外での使用の場合は
専用ラックに組込んでベンチでの計測が
可能になりました。
測定データ例
カタログ(PDF)
下のカタログ写真をクリックしてください。
(ダウンロードする場合は右クリックでファイル保存してください。)
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